顎機能咬合診断システム 『キャディアックス』

顎機能咬合診断システム とは、噛みあわせの不具合や顎関節の状態を検査、診断するための器具です。

歯科治療のどのような場面でこの器具を使用するのでしょうか・・・

顎機能咬合診断システム「キャディアックス」は、成人・子どもの歯列矯正治療や、歯ぎしり、顎関節症などの治療を行う前の検査で使用します。 みなさんは「歯ぎしり」はとても悪いものとお考えかと思いますが、実は、誰もが少なからず歯ぎしりをしているという事実があります。むしろ、ストレス解消などに必要なものなのです。 そのため、歯ぎしりをしてもお口や体に悪い影響がでないように、正しい噛みあわせの位置を見つけ、調整することがとても大切なのです。

このシステムは、ウィーン大学名誉教授のスラビチェック先生の理論に基づいて開発された、顎機能咬合診断診療プログラムです。キャディアックス下顎運動測定装置により得られたデータをコンピューターにより解析し、患者さんの持つ個々の骨格形態を分析し、咬合器の設定、最終補綴物を製作するまでのシステムです。

咬合治療編

左の動画は顎関節症の患者さんのものです。
口を開くと顎が患者さんの左横にずれている様にみえるのがわかると思います。また、口を閉じるときに右にずれながら閉じています。
実はこの患者さんの左の顎の関節は右の関節と比べると動きが悪いのでそのように見えるのです。かみ合わせのため、左顎の関節が後方にずれ口を開ける時に関節円盤に引っかかっているため動きが悪くなっています。

このように口の開閉をみるだけでも顎の運動の不正があることは分かりますが、どれだけずれているかがわかりません。そのため、顎機能検査器を用いて、顎のずれを数値で分かるようにしています。現在このデータを基に顎のずれを改善するように矯正治療をしています。